多くの人が、雑誌やゲーム、DVDなど散乱するリビングに、「なぜ片付かないの?」と悩んでいます。

家族が集まるリビングは、食事をしたりくつろいだりする以外にも、子どもが勉強したりゲームしたり、パパがPCしたり新聞読んだり・・・とみんなが集まり好きなことのできる空間でもあります。

それが原因で、物がゴチャゴチャしてしまい、散らかり放題になりがちです。

しかし、リビングこそ、いつもスッキリさせていると、お部屋が広く見えるだけではなく普段の掃除が一気に楽になり気分も良い!と大きなメリットがあります。

リビングが、なかなか片付かないないなぁ。と思っている方は、空間を用途別に分けて配置する「ゾーニング」を用い、類似したりするモノのクループに区分けしそれぞれ纏め配置するという方法で、片付かない問題を解決してみましょう。

ゾーニングを意識するにはまず「どういう空間なのか?」を確認する

どの部屋においても同じことはいえますが、まずリビングとはどういう空間なのか、リビングで何をしているのか?を家族で出し合ってみましょう。

いつもリビングで何をしているのか?に合わせて家族全員で何をどこに収納するか(収納するゾーン)を決めることで無駄がなく使いやすいリビングになります。

リビングに置いておく必要がありものなのか?を分類する

リビングが片付かない理由に、なんとなく持ち込まれたものがそのまま居座っていることがあります。

ゾーニングを意識して、そこに必要なものなのかどうかを分類する必要があります。

人が集まる場所だということは、ルールがなければ乱雑になることは必然です。なので、使うもの・すぐしまえるものを分ける作業がポイントになります。

また、一時的な収納スペースや仮置きする場所を作るなど、モノが居座らないための仕組みを考えることも大切です。

本の量、大量のDVD・ゲーム

特にゲームやDVD、本や雑誌は、気づかないうちにどんどん増えていきませんか?沢山のソフトやDVDはそのままにしておくとホコリが溜まって汚くなるうえに、バラバラ散乱していると見た目も美しくありません。

まず、前述のように「本当に必要なものなのか?」を考えましょう。

本やDVD・ゲームは、思い入れがある人も多いので「勿体ない」と残してしまいがち。モノの量にもよりますが、収納できる量を把握して、「多すぎる」と感じるのであれば、見ていない・使用してないモノは処分もしくはリサイクルに。選別の基準は、「勿体無い」ではなく、「必要かどうか」もしくは「見ているか」「使っているか」で考えます。

たとえモノが多くても、収納次第ではキレイに見せることはできます。そのためにも、使用場所がどこなのか、どこに配置したら使いやすいか?まとめれば良いか?を考えます。

例えばDVDやゲームならテレビを使うものなので、テレビ台の収納にまとめて収納したり、収納BOXにグループにしておくと、見るときも楽に取り出しせますね。

片付けの基本3ステップ

リビングの片づけにはゾーニングがコツとご紹介しましたが、そもそもの片付けの基本を知ることが必要です。

少なくても「3つの基本」を実践するだけで、リビングだけでなく他のお部屋もスッキリすることができます。

3つの基本は何か、ご紹介します。

基本1. 使ったあとは戻す(習慣)

リビングには、自分だけが使用するものを持ってき、そのまま置いて片づけないパターンが多いです。

リビングで自分のものを使用したら、最後は必ず自分のお部屋にもって行くルールを作ると効果的です。

そのパターンを崩さず続ければ、日常化し習慣化してきます。

基本2. 手放す(意識改革)

整理した中で、必要ないものがでてきたら迷わず処分しましょう。

今は見ないだけ、今は使わないだけ・・・と勿体ないと思い捨てられずにいるとどんどん物がかさばりますね。

お片付けを始めたら、無暗な勿体ない精神は捨て
逆にモノを沢山使うには?に変換してみて。そっちの方がモノの活躍の場が増えてモノが活きてきます。

基本3. 使えるものはリサイクル(知識)

モノも循環が大事

「入れたら→出す」体もモノでも同じです。

まだ使えるけど家族全員不要だと判断したものは、必要としている人に譲ったり、リサイクルショップに売り出すのも良いですね。

整理の際に、譲るもの、リサイクルするものを選別してみましょう。

みんなで確認

使ったものを戻すことは、習慣とすることで解決します。そして、不要なものは持たないことは意識に変化を与えますし、リサイクルに興味を持つとモノの処分は捨てることだけではないと知ることで、行動も変わって来ます。

この3つのステップができたら、本当に必要なものの選別ができ・収納を考える作業がスムーズにできます。

物が少なければ少ないほど、お片付けは楽に簡単に出来るものです。まずはこの「3つの基本」を意識して行動に移してみると良いでしょう。

まとめ

このように、「リビングをどんな空間にしたいか?」家族で認識を共有することができるのが理想です。

しかし、多くのママはそれができないから・・・と悩んでいることもあると思います。そんなときは、まず自分の意識から変えてみてはどうでしょう?

片づけが苦手の方の多くは、「これまだ使える・勿体ないからとりあえず取っておく・・」の「勿体ないお化け」に感化されていることが多いのです。

本来、モノは使ってこそ!! そのモノの価値を発揮できるのです。
使わないからと、埃まみれで取って置き、更には持っていることすら忘れてしまっている状態でモノを大切に扱っているとは言わないのです。。

なので、「これ要るかな?」とモノと向き合うときは、自分ベクトルだけではなく
モノからの目線でも見れるように「どれだけ使ってあげているか?」を考えるのもポイントです。

勿体ない、捨てられないを卒業して、「本当に大切にするとはどういうことか?」を体現できるようになると、いろんなサイクルが変わってきます。そうなった時に、みんながくつろげるリビングをみんなでキレイにお片付けしてみてはいかがでしょうか?